お知らせ一覧 – ページ 9 – 人形劇団プーク

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【アカデミー企画】わくわく発見!講座

プーク人形劇場 アカデミー企画2022

〜演劇と教育 わくわく発見!講座〜
ものがたりをモノ(人形)であそぶ!?

「あそぶチカラ」は「生きるチカラ」
そもそも「物語」は「生きる力」「生きる知恵」を伝えるために生まれてきました。
「物語」をあそぶ…それもモノ(人形)で!?
人形というモノを媒体としたとき、対面する緊張から解かれる感覚を皆さんは知っていますか?
人形には、人の心をひらかせる魔法の力をあるのかも…?ともにおおいに遊び、語り合いましょう!

【講座内容】 全講座13:00〜17:00 単発受講可能!

    11月6日 (日)13:00〜17:00 その1 「発達段階」
     乳児期、幼児期、児童期などの年齢に応じたモノ(人形)遊び!?

    12月4日(日)13:00〜17:00  その2「発達障害」
      発達障害を個性と受け入れることを課題として。放課後デイサービスのケースなどを聴き       ながら一緒に考えましょう。

    1月15日(日)13:00〜17:00  その3「子育て支援」
     お母さん(あかちゃんと共に過ごす人)が夢中になってあかったんと遊べるモノって!?

     2月5日 (日) 13:00〜17:00  その4「まとめ」
     3回の講座を振り返り、豊かなコミュニケーションのためにディスカッションします。

【講師】
    西田豊子(劇作・演出家・演劇教育指導者)
     各地の市民参加演劇や学校でのコミュニケーション授業など演劇教育分野で豊富な実践経験を持つ。
    渡辺真知子(人形劇ワークショップ実践家)
      生活の中にある何気ない素材で子どもたちと人形を作り人形劇を楽しんでいる。

【日程】2022年11月6日(日)/12月4日(日) 2023年1月15日(日)/2月5日(日)
【会場】プーク人形劇場 5F
【申込】ppt489@puk.jp
【料金】各回/¥3,000 ※単発受講可能
【定員】各回/15名

■ご予約・お問合せ・会場■

プーク人形劇場
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-3
  電話:03-3379-0234 / Fax:03-3370-5120

杉並区子育て応援券使用可能公演のお知らせ

11月23日(水祝)、杉並区高井戸地域区民センターでの
『わにがまちにやってきた』『ピーターとおおかみ』の公演では
【杉並区子育て応援券】がお使いになれます。
チケットのお問い合わせ・ご購入につきましては、
直接高井戸地域区民センターにお願いいたします。

【公演詳細】
開催日:令和4年11月23日(水曜日)
開催時間:午後2時 から 午後3時25分 まで(受付時間午後1時30分より)
対象:未就学児、小学生 区内在住・在学の小学生以下の方(小学3年生以下の方は保護者同伴)
開催場所:高井戸地域区民センター「3階体育室」
杉並区高井戸東3丁目7番5号
高井戸地域区民センター(建物名:高井戸市民センター)
内容:「わにがまちにやってきた」「ピーターとおおかみ」

申し込み締切日:令和4年10月20日(木曜日)

申し込み:必要

往復はがきで、「行事名:人形劇団プーク公演会、〒・住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、返信面の宛先」を記入の上、
高井戸地域区民センター(〒168-0072 杉並区高井戸東3丁目7番5号)へ10月20日必着でお申し込みください。

定員:200名(抽選)

費用:1人あたり1,500円(2歳以下は無料です)
その他:子育て応援券が利用できます。

お問い合わせ
高井戸地域区民センター
〒168-0072 東京都杉並区高井戸東3丁目7番5号
電話:03-3331-7841(直通)

プーク人形劇場誕生50周年シリーズ⑭

 本日より始まりました「新宿ストリートシアター」。5つのバリアフリー(国籍・障害・年齢・経済・地域)をコンセプトに、普段なかなか劇場に足を運べない方や、今まで舞台芸術に出会ったことのない方にも、優れた芸術体験をお届けしたい。そんな想いから、今年はプーク人形劇場・新宿高島屋・オンラインの3拠点で開催しています。

 「いつもの場所」が「劇場」に! 会場で、オンラインで、皆さまのお越しをお待ちしております。

 そしてこちらのコラムでは、およそ50年前の劇場誕生時から構想され、これまで長きにわたって続けられてきた「世界の人形劇シリーズ」の歴史についてご紹介します。プークは劇団創立時より、世界各国との文化交流や国際活動を積極的に行ってきました。その一環として始められたこの劇場企画ですが、プークの定本「現代人形劇創造の半世紀ー人形劇団プーク55年の歩みー」(編著者/川尻泰司、未来社刊)には、そのいきさつが詳しく記録されています。

▲パーシー・プレス親子「パンチとジュディ」(1973年)

第4部1971~1980(竹内とよ子、三橋雄一・著)

5,国際交流から国際活動へ

「世界の人形劇シリーズ」スタート

 プーク人形劇場企画・世界の人形劇シリーズが始まったのは、1973年11月である。以後、このシリーズは毎年プーク人形劇場の名物となっている。その第1回の出演は、イギリスのパーシー・プレス父子の『パンチとジュディ』ならびに吉田千代勝・千代海の秋田猿倉人形芝居という日英両国の伝統人形劇の競演だった、この取合せは実は1972年に手合せずみだった。日本ウニマ代表団がシャルルビル・メジェールに向かう途中、当時のウニマ会長ジャン・ブッセル宅をロンドン郊外に訪ねた。そこでパーシー・プレス一座と吉田千代勝一座とがサロンで上演したのである。

 また、1973年4月には川尻が芸場支配人長谷川正明を同行して、ウニマ執行委員会(ストックホルム)とソフィアの国立中央人形劇場25周年記念行事に出席した。その後、川尻はモスクワの国立中央人形劇場に、以前から約束してあったプー吉の人形を寄贈して帰国したが、長谷川は川尻と分かれて40日間にわたって、ヨーロッパ各地に人形劇の視察旅行を続けた。そのような事前の調査や視察の上に、『パンチとジュディ』を皮切りに第2回、アルブレヒト・ローゼル(西ドイツ)第3回、ブルガリア国立ソフィア中央人形劇場、第4回、リチャード・ブラッドショウ(オーストラリア)とジャン・ポール・ユベール(フランス)、以下今日に至るまで、このシリーズが続けられている。

 回を重ねるにつれて、プーク人形劇場でこのような海外人形劇紹介して行なわれていることは、プーク 国内だけでなく海外においても国際的劇団として知らしめることになって行った。 巻末のプーク公演・ 活動年表を見ても分るように、プーク以外のところでも、海外人形劇人の来日とその公演が繁くなったのは1974年以降であり、プーク人形劇場で上演はしなくても海外人形劇人のプーク訪問も同時期から増えている。 このことはプーク人形劇と世界の人形劇シリーズの継続が全く無関係とは言えないだろう。


 一方で、ウニマ執行委員として川尻は、第2回中央アジア人形劇フェスティバルに招待参加 (1975年)し、 また、星野はオーストラリアのタスマニア人形劇場で、自作のプーク上演作品『とんまなてんぐ』 (英訳名 BIG NOSE) 演出・美術を担当、二カ月間にわたって同劇場の若いアンサンブルを指導した。

第1回海外公演 ヨーロッパツアー(1976年)


 そして、1976年6月、第12回大会と国際人形劇フェスティバルがモスクワで開催された。これには、プークからはまたも8名(ノーヴァからも嘱託の酒井久美子と同野公夫を含む)が参加した。このモスクワ行きは、日本代表は69名の多数にのぼった。 大会では川尻泰司は、執行委員に再選されたほか、新設された第三世界委員会の委員にも選ばれた。また、この大会と祭典参加で、長谷川、曽根、竹内の3名は、3コース に分れたそれぞれのツアーの事務局を、川尻原次はフェスティバルに上演参加の八王子車人形西川古柳座と西畑人形、池原由起夫夫妻らの舞台監督を、秋田恭子は日本ウニマ書記として日本代表団の事務局を務めた。このモスクワ参加の年の秋、プーク初の海外公演が行なわれた。

ここでも「わにがまちにやってきた/ピーターとおおかみ」!地方上演のお知らせ

まだまだ暑さの厳しい毎日ですが、楽しかった夏休みも終わりに近づき少しずつ秋の足音が聞こえてきます。

秋といえば、なんといっても芸術の秋。観劇シーズンの始まりにぴったりの、プークの新たな人形劇をご案内します♪

『わにがまちにやってきた』

『ピーターとおおかみ』二本立て公演

9月9日(金)開演〔一回目〕10:30〔2回目〕15:45 / 埼玉県 新座市民会館ホール

主催・・・ 新座市民会館 (TEL:048-481-1111 HP:https://www.niiza-kaikan.jp/event/5666/

全席指定 1,500円(3才以上均一、3才未満膝上無料)

『わにがまちにやってきた』の美術デザインはあふれる遊び心と色彩でプークでも長年多くの方に親しまれている絵本作家の宮本忠夫さん、

『ピーターとおおかみ』では先日代官山での個展を終えたばかりの気鋭のアーティスト・長場雄さんをお迎えして、

それぞれよりワクワクするような二本立て公演を作り上げました。

ぜひ、この機会にお出かけくださいね!

中谷吉隆 写真展『原爆ドームと子どもたち』

8月12日〜16日
プーク人形劇場 ロビー・階段スペースにて

お盆の公演期間中、中谷吉隆さんの写真展を開催します。

平和企画2022 写真展『原爆ドームと子どもたち』
被爆した原爆ドームが「立ち入り禁止」になるまえ、
核兵器の爪痕が生々しく残るドームの中で、きらきらと目を輝かせて遊ぶ子どもたち。

命のたくましさ・尊さとともに、平和への想いをあらたに心に刻みます。

1957年(昭和32年)4月

原爆投下から12年後の広島。
原爆ドームのすぐ脇にはバラックが建ち並び、廃墟と化した原爆ドームは子どもたちの恰好の遊び場でした。復興してゆく広島と、命のたくましさを捉えた写真たちです。

中谷吉隆(なかたによしたか)
写真家・俳人。1937年広島市生まれ。
1957年東京写真短期大学写真技術科卒。在学中より写真家三堀家義市に師事。東京新聞社出版写真部嘱託を経て、1960年よりフリーランス。1964年度カメラ芸術新人賞受賞。(公社)日本写真家協会名誉会員。
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中谷吉隆作品展「広島・戦後10年」

当日はプーク人形劇場の売店にて、図録の販売も行います。ぜひお手にとってご覧下さい。

定価:2000円

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