お知らせ一覧 – ページ 8 – 人形劇団プーク

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つくってあそぼう!しんぶんしワークショップ


新聞紙で、あそぶ!?
新聞紙で、人形!?
身近な素材で遊ぶワークショップ、開催します◎

【親子向け】
日時:①3月25日(土) 10:30~12:30
   ②3月27日(月) 13:00~15:00
料金:親子で¥1,000 (大人・子ども追加 ともに¥500)
※大人のみの参加はできません。

【大人向け】
日時:3月25日(土) 16:00~18:00
料金:¥1,000

【共通事項】
会場:プーク人形劇場5階

【お申込み】
プーク人形劇場 ppt489@puk.jp / 03-3379-0234
※大人向けに参加希望の方は、申し込みの際に、
『このワークショップの受講理由(子どもの活動をされてる方は、内容など)』
を添えてお申し込みください。

りんご星人を作ろう!ワークショップのお知らせ

都内各地で毎年開催される「ふれあいこどもまつり」。
今年もプークは、ワークショップで参加いたします。
お近くの方、ぜひご参加くださいね。
ワークショップ以外にも、人形劇、コンサート、クラウンなど、様々なジャンルの舞台芸術に出会うことができます。

『りんご星人を作ろう!』
ヨシタケシンスケさん原作「りんごかもしれない」の人形劇に登場する、りんご星人を作って動かしてみよう!

お申し込みが定員に達しました。お申し込みいただきありがとうございます。

開催日時:2023年2月23日(木祝)10:00〜11:30
会場:狛江エコルマホール6F多目的室(狛江市元和泉1-2-1/小田急線狛江駅北口より徒歩1分)
料金:1000円(材料費含む)
対象年齢:4歳〜小学生

もちもの:色マジック、はさみ
定員:20名

お問合せ・お申し込み
人形劇団プーク TEL03-3370-3371 または メール puppet@puk.jp

りんご星人
りんご星人舞台写真

伸びやかに 願いを込めて

新年あけましておめでとうございます。

今年プークは創立94年を迎えます。長い活動の中でも、この三年間は困難と厳しさの連続でした。コロナウイルスによる活動への影響は、未だ終わる気配はありません。

しかし得たものも少なくありません。対処の仕方も向き合い方もだいぶ変容してきました。オンラインや配信といった手法で、私たちの舞台を伝える方法も広がり、初めて人形劇に触れる人々とも出会えました。しかし、やはり観客の息づかいを感じながら、マスク越しであっても、観る人の笑顔に勇気づけられながら届けられる、生の舞台は格別なものだと、あらためて強く感じています。そして、三年ぶりにやっとプークを観られました、と全国各地のかたがたの嬉しい声をいただき、喜びを共にできる事が私たちの大きな原動力です。

この三年間のコロナ禍で、子どもたちはたくさんの我慢や分断を強いられてきました。いつの時代も子どもたちは、この世に生まれてから3歳を迎えるまでの間に、めざましい成長をとげてゆきます。この3年という年月は、それぞれが自我を確立してゆき、個性あふれる「ひと」になっていく大切な時間です。すべての子どもたちが、限りない可能性を奪われることなく、どうか伸びやかに心ゆたかな人として育つことを、願ってやみません。その思いを込めて、私たちは人形劇で心揺さぶる時を届ける、真摯に舞台創造に向き合い続ける集団でありたい、と思います。

春三月にはプーク人形劇場にて、新作「ねこはしる」を上演します。「生きることはつらいかもしれないけれど、生きているからこそ感じられる喜びは、何事にも代えられない。」日々を生きづらいと感じている若者たち、おとなたちに、エールを贈る舞台として新境地を目指します。

今年も、ご支援をよろしくお願いいたします。

ー 劇団プーク 代表 石田伸子 ー

( 2023年1月1日発行 みんなとプーク No.282 新年号 『プー吉は進む』より )

『死神』12月北海道公演!札幌・旭川

人形劇団えりっこさんの30周年をお祝いするために、北海道に伺います。
作品は『死神』。全国をまわって好評の舞台です。
落語を原作に、大人向けの人形芝居。
お近くの会場で、ぜひご覧ください。

◯旭川・旭川市民文化会館小ホール
2022年12月8日 18:30開演
対象年齢:小学校5年生以上
チケット:前売券2000円・当日2200円
お申し込み・詳細:https://puppet-asahikawa.com/
※チケット取り置きのお申し込み期間11月8日〜12月7日。

○札幌・札幌市こどもの劇場やまびこ座
2022年12月10日(土)19:00開演、11日(日)14:00開演
チケット大人2000円、子ども(小学校4年生以上推奨)1000円
お申し込み・詳細: https://koguyama.jp/yamabiko/20826/

『死神』作品詳細はこちら


第32回イーハトーブ賞を受賞しました!

 岩手県花巻市創設の、第32回イーハトーブ賞をプークが受賞しました!
 9月22日、花巻市での贈呈式には劇団代表の栗原弘昌と井上幸子が出席、人形映画『セロ弾きのゴーシュ』の映像資料なども交えた講演も行いました。賢治生誕の地で、賢治を愛する皆さんと貴重な交流をさせていただきました。

▲2022年9月22日
第32回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞贈呈式の様子

イーハトーブ賞受賞によせて

 人形劇団プーク代表 栗原弘昌

 今夏8月、岩手県花巻市創設のイーハトーブ賞受賞の知らせが入りました。イーハトーブ賞とは「宮沢賢治の名において顕彰されるにふさわしい実践的な活動を行った個人または団体におくられる。」(宮沢賢治学会イーハトーブセンターHP)とあります。それは突然舞い込んだ大きな喜びと大きな驚きであり、劇団全体に活力をもたらしてくれる出来事となりました。
 選考理由には、宮沢賢治生前の1929年に劇団を創設し、1948年の再建第一作や劇団の節目に「オッペルと象」を公演している事。1953年には長篇人形映画「セロ弾きのゴーシュ」を制作し、それぞれの作品が農民や民衆からの視点で描かれている事があげられています。一作品の評価というよりも、劇団創立から現在までの活動に対しての評価であると理解すると同時に、今後の創造活動に対する責任を感じました。また、どのような形で社会に貢献していくべきか、明確な意思をもって取り組まなければならないと身の引き締まる思いでいっぱいです。そして、長年にわたりプークを応援し劇団を支えて頂いた全国の皆様に、改めて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
 賢治没後の1934年に手帳の中から発見された有名な「雨ニモマケズ」は、2011年の東日本大震災後に、復興に取り組む東北の方々の心の支えにもなったという話を聞いたことがあります。時を越えて人々の心に影響を与え、生きる力を与えてくれる宮沢賢治作品の多くがそうであるように、我々もそのような作品創造を目指し、今回の受賞に誇りをもって、そして謙虚に一歩ずつ一歩ずつ進んでいきたいと思います。(2022年10月1日発行「みんなとプーク」第281秋号掲載の『プー吉は進む』より)

▲人形劇団プーク再建第一回公演『オッペルと象』(1948年)
▲人形劇団プーク再建第一回公演『オッペルと象』ポスター(1948年)
▲長篇人形映画『セロ弾きのゴーシュ』撮影風景(1953年)
▲長篇人形映画『セロ弾きのゴーシュ』ポスター(1953年)
▲プーク人形劇場杮落し公演『霧と風からきいた話』より「ありときのこ」(1971年)
▲プーク人形劇場杮落し公演『霧と風からきいた話』より「鹿踊りのはじまり」(1971年)
▲人形劇団プーク創立90周年記念公演『オッペルと象』(2019年)
▲プーク人形劇場にて展示中

 立派な賞状と正賞の「空のクリスタル」は11月公演期間中、プーク人形劇場にて展示予定です。ご観劇へお越しの際にはぜひご覧になってください。「空のクリスタル」については、宮沢賢治学会イーハトーブセンターHPに詳しく解説されています。

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