中・小ホール向け作品
グリム童話より 作/川尻泰司 演出/早川百合子 美術/坂上浩士 音楽/堀井勝美
あらすじ
 ハンスは身体は小さいけれど、知恵と勇気だけは誰にも負けません。ある日、ジャムに群がるハエをまとめて9匹退治したことから力だめしの旅へとでかけます。
 やってきた所は、シクシクと泣き声がいっぱいの町。老人にきくと、山に住む三人の大男に、みんなの愛するお姫さまがさらわれるというのです。さっそく、ハンスは大男をやっつけようと、金づち・バター・小鳥をもって山に登って行きます。はたしてこんなのもので大男をやっつけられるのでしょうか・・・。

     
 グリム童話や絵本でおなじみの『仕立屋ハンス』が、ひとうちで9匹のハエを退治したことに気をよくし、武者修行の旅に出かけるという話。
  初演は1978年、プーク人形劇場公演の他、全国をまわり、ごうけつハンスは子どもたちに大人気。グリム童話のもつ、野性とメルヘンの世界をバイタリティあふれた劇展開で、夢と笑いを現出させてゆきます。
  今回、新演出・早川百合子により、再創造します。
併演/

原作/吉野公章(福音館書店刊〈こどものとも〉より) 脚色/井上幸子 演出/星野 毅 美術/斉藤英一
音楽/宮崎尚志 効果/三宅ひとし
 朝です。沼のほとりを散歩していた しちめんちょうおばさんは、見たことがない3つのタマゴを見つけました。あたためてやると、からをやぶって次々とヒナが顔を出しました。一体だれの子どもなんでしょう?その日から、かわいい子どもたちと、しちめんちょうおばさんの、おかしくたのしい毎日がはじまりました。

優しい心を育む大切さ 演出 星野 毅

  このお芝居は、七面鳥おばさんが水辺に置き去りにされていた三つの卵を大切に育て、成長した雛が巣立つまでのお話です。七面鳥おばさんは、自身とは異なるマガモの雛を、我が子のように優しく育てました。やがて成長した子どもたちの旅だち・・・無事を祈る心と、別れの寂しさが交錯する終幕旅だち・・・
  七面鳥おばさんは、種別の違いなど関係なく、生まれ出た命の大切さを、ごく自然なかたちで受け止め、行動しているのです。ひとたび人間の世界に目を向けるとどうでしょう。人種や民族・宗教の違い、それに政治も関わり紛争が絶えません。その結果貧困や飢餓、その上尊い人間の命が毎日のように世界のどこかで失われています。七面鳥おばさんは、私たち人間に対して、肩肘張ることなく人間性への回帰を促しているのでしょう。
  私たちは、次の世代を背負う子どもたちのためにも、豊かな心を育む活動を、みなさんと一緒に創り上げていきたいと思っています。


上演時間 1時間20分(休憩15分含む)
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人形劇団プーク
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