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![]() 審査員絶賛のヒューマニズムあふれた感動の舞台。 |
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![]() 演出/渡辺真知子 人形美術/佐久間弥生 装置/斉藤英一 音楽/長沢勝俊 照明/阿部千賀子 音響効果/宮沢緑 |
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![]() ある日の夕暮れ、おおかみのじろきちは、山の峠であやという名の小さな女の子をひろって帰ってきました。 そのじろきちに、牛のまんさくとっつぁんが言いました。 「いま食っちまったら、ほんのひと口だ。 三年育てりゃ大きくなって、もっとたらふく食えるぞ……」 それからというものじろきちは、あやが大きくなるのが楽しみで、あやにつきっきりで世話をしました。 そして三年目…… あやは、すくすく育ち、やがて赤いほっぺのかわいい女の子に成長しました。 純真なあやの言動は、じろきちの父性愛をつきうごかし、いまではあやはじろきちにとっては最愛の宝物。 |
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<人形劇の新発見> 生越嘉治 心温まる作品で、きっと観客席の子どもたちの共感をよぶことだろうが、成功の第一の原因は「あや」の人形にあると私は思う。 オオカミが人間の赤ん坊をさらってきた。が、「すぐ食うより大きくしてから食うほうが得だぞ」知恵をつけられ、苦心して育てる。やがて赤ん坊が大きくなったころ、オオカミは「おれはこの子を命がけで守る!」と言うようになっていた。−こんな意表をつく展開でありながら「なるほど」とうなずかせ、、ほのぼのとした気持ちにさせてくれるのは物語の力だろう。しかし、それを劇にしてみせる場合、観客が共感するというのは赤ん坊を愛することになることである。だから「あや」の表現が決め手になる。 大胆なデザインと、その大きな口いっぱいにあけて泣く動きのおもしろさ、かわいらしさ。 「あや」は、人形劇の新発見と言いたくなるほど新鮮であった。 (日本児童劇作の会会員・中央児童審議会審議委員) |
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作・ボリス・アプリロフ 翻訳/竹内将晃 潤色・演出/岡本和彦 美術/星野 毅 音楽/長沢勝俊 照明/阿部千賀子 音響効果/宮沢 緑 |
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上演にあたって 生命の誕生の神秘的な不思議、尊厳という重いテーマを、視点をかえ、囲りの大人たちの勝手かつ愉快な言動を通しうかびあがらせます。 ブルガリアの脚本をもとに、割れないタマゴをめぐり、めんどりコッカとそのすてきな仲間達が、あれやこれやとくりひろげる大騒動を、ほのぼのとあたたかく描きます。 斬新な演出で話題をよんだ舞台をごらんください。 |
太陽がゆっくりゆっくりのぼって、朝。コッカのふところに4個のタマゴ。 1羽、2羽、3羽と生まれ、最後のひとつが???。おんどりペルコがさわぎだし、カラス、ブイチョ、マルコ、コゼラがやってくる。 われない、われない、われない‥‥‥。 |
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お問合せ先:人形劇団プーク 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-12-3 TEL.03-3370-5128(代表) 03-3370-3371(制作部直通) FAX.03-3370-5120 E_mail puppet@puk.jp |